I love the Like Part7 - Samantha Pleet、The Deep End Club


活動を休止しているバンドThe Likeの各メンバーの情報をチェックしていて、見つけたことをおまとめして更新します。今回でPart7になります。

 今回はTennessee Thomas関連のことを中心に、いくつかご紹介します。


Samantha PleetというブランドのSS 2014のムービーでTennesseeがナレーションをしています。パーティーではDJもしたそうです。

クレジットから気になる人を抜粋します。

Directed by Maximilla Lukacs and Sarah Sophie Flicker

Stylist - Hannah Metz

Maximilla、Hannahについては以前に、このブログで詳細を書いています→こちらこちらよりお読みいただけます。

 

Samantha Pleetは2006年にデビューしたブルックリンのブランドで、シーズン毎に写真、映像、インスタレーションなどをコラボーレーションして発表していて、NYで可能な限りオーガニックな素材を使用した服を作っているそうです。

Urban Outfittersとのコラボレーション“Rapscallion by Samantha Pleet”など。

 

日本の雑誌のSPURに掲載された記事がPRESSページにありました。


Tennesseeのお部屋の写真とインタビューの記事です。

記事の内容から少し抜粋、要約してみます。

 

・2年前にLAから引越してきた。お部屋は小さなボートみたいな感じがする。吹雪の日に一日で17件の物件を見て回った。この場所を見た時、とてもエネルギッシュだった。アーティストが住んでいて、全ての壁がテクニカラーで描かれた狂ったようなネコとバッタの絵で埋め尽くされていた。壁の絵はそのままにしておこうかと考えたけど、自分の持ち物の全てが十分にクレイジーなのでやめた。

 

・28歳になったTennesseeはこの頃、何でも屋さんだが、彼女の初恋はいつも音楽だ。大きくなったらバンドをやりたい、ただそれだけだった。ハイスクールからの友人数名とThe Likeを結成し、10年間世界中を回った。18歳で卒業したちょうど後にレコード会社と契約して、アルバムを作った。その後にもアルバムを作り、ツアーを回っている途中で解散してしまった。

 

私達は10年間バンドを続けてきて、多くを支え合ってきたが、依存しすぎていたので、離れて自分自身のことをする必要があった。どこかの地点で私達は一新したい。

 

・彼女がNYに定住して定期的にDJをしたり(60年代のものしかかけない)、友人のLeith ClarkGia Coppolaなどとファッションコラボレーションをしたり、Alexa ChungやSarah Sophie Flicker、Maximilla LukacsとThe Awareness Experimentを始めた。

 

・The Awareness Experimentで、私達は重要な問題への意識を高めるためにミニドキュメンタリーを制作している。フラッキング、女性が健康でいる権利、熱帯雨林など。ディレクティングチームは“The Department of Peace”と呼ばれている。

・数週間前にイーストヴィレッジの空き店舗を引き継いでショップをオープンさせた。空き店舗の中を歩き続けて、自分のスペースを持つことを空想をした。シンクタンクとサロンと地域に密着した共同のプロジェクトのための本部にしたい。

 

ミッドセンチュリーの骨董品を売り、地域のアーティストやデザイナーを引っ張っている。クラブハウスを持つことの楽しみはそういうところにある。

 

・60年代中毒のテネシーはPony Tail recordのケース、7インチのガールグループやガレージバンドのレコードを集めていて、Motownの全てのアーティストが大好き。

 

・お気に入りの色は淡いピンクと明るい赤。ミドルネームは“BUNNY”。1965年にThe Beatlesに熱狂した十代のファンが私のスタイル。ヒールの靴は絶対に履かない。丸襟の服(Peter Pan collars)とサドルシューズに誓いを立てている。Moonrise Kingdomのずっと前から着続けていた(笑)

 

・ビンテージを探すのが好き。ビンテージの宝物を見つけることより楽しいことはない。先日、モノクロのケープを見つけて、ラベルがPARAPHERNALIAだったので、死にそうになった。60年代中頃のNYの最初のBetsey Johnsonの物だった。

 

Edie Sedgwickは彼女のフィットモデルで、Ciao Manhattanのための全ての衣装を手がけていた。それらのいくつかは博物館に置くべきものだ!私の母はBIBA girlだった。

 

・(最後に聞き手の人のコメント)

Tennesseeが生まれる時代を間違えたのは明白だが、彼女は自分自身で60年代の小さな世界を創ることで埋め合わせている。彼女の小さいアパートで過ごす2時間、私は彼女の60年代の10代のBFF(永遠のベストフレンド)です。そして私もRolling Stonesのコンサートで泣きたいです。

 

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最後のコメントを読んで笑ってしまいました。私も60年代の物にどっぷりとはまっていた時期があって、60年代のレコードを聴いたり、映画を観たり、写真集や雑誌のページをめくりながら、どうして自分はこの時代に生まれなかったのだろうと考えていたことを思い出しました。

 

Tennesseeのお部屋可愛いですね!自分の好きなもので埋めつくされたお城みたい。

 

バンドの解散についての話は興味深かったです。メンバーがそれぞれに成長するための休止期間で、もう2年経ちますし、これからまた再結成する可能性もありそうだなと私は感じました。

 

あと、アーティスト同士の繋がりをすごく大切にしているんだなぁと思いました。いろいろと動きを追っていると、他にも面白い人に繋がっていくことに納得です。

 

Tennesseeのチャーミングな雰囲気がテキストからも伝わってきますので、ぜひ出典元で原文を読んでみてください!

 

via tales of endearment


上記iインタビューで出てくるショップ"The Deep End Club"は8月にオープン。

Alexa Chungも来店してツイートしていました。

ちなみに最近出たAlexaの“It ”という本、よかったです!写真集やスタイルブックではなく、Alexaの好きなものを集めたような感じ。英語でもこれくらいなら写真と一緒にパラパラと読める量だと思いました。

 

Tennesseeの写真も何点か掲載されていました。この本を読むと、ふたりが仲良しな理由がなんとなくわかるような?趣味がすごく合うのだと思います。

 

via Twitter tales of endearment grand life hotels paper inatagram Twitter


テネシーがDJをしたイベントの告知とDJ mix。

14曲目のThemの I Can Only Give You EverythingBeckの名作アルバムOdelayに収録のDevils Haircutの元ネタ?初めて知りました。

 

16曲目のAnna KarinaのRoller Girl、私も好きです!1967年にテレビで放送されたドラマ“アンナ(ANNA)”OSTに収録されています。音楽はSerge Gainsbourg。Marianne Faithfullも少し登場して歌ってます。

 

via grandlife hotels


ところで、The Likeが来日するのをご存知でしょうか?

リハーサルと日本に到着したの様子がTennesseeのinstagramでUPされていました。

 

びっくりですね!特に新作リリースなどがあったわけでもないので、なぜこのタイミングなのでしょう?せっかくの機会なのでチケット代が高くなってもいいので、単独でやって欲しかった!

 

イベントの詳細はこちらに。

 

via instagram instagram


ちなみにZ Bergは9月にも来日していたみたいです。


いつも世の中であまり話題になっていないことばかり書いていた感じがしたので、

突然タイムリーなこととリンクした感じがしてびっくりしました。

 

このブログを読まれて、25日のイベントに行かれた方がいらしたら、

感想などコメントに書き込んでいただけたら嬉しいです☆


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