東京ところどころ 2013


2013年、まもなく終わりになりますね。

今年、私が見た街の風景とベストアルバム5枚を選びましたので、

それと共に一年を振り返ってみようと思います。



今年のベストアルバム5枚

 

1. Sleigh Bells - Bitter Rivals

パワフルなサウンドが、さらにパワーアップしたような感じ。出かける前とかに準備しながらとか、何度も聴いてました。今、一番ライブを観てみたいアーティストです。盛り上がりそう!

 

 映画The Bling RingでCrown On The Groundが使われていましたね。

 

Phoenixのremixにも参加していて、それもすごくかっこよかったです。ほぼSleigh Bellsの新曲状態で、本人たちも何と言っていいのかわからないとコメント。

 

2.  Sky Ferreira - Night Time My Time

一曲目のBoysを聴いた瞬間から、すっかり心を奪われてしまいました。

Skyについては以前に詳細を書いています→こちら

 

前作のエレクトリックなポップスとは、また一転して突き抜けるようなロック全開!太く安定した確かな歌唱力。それでいて、どこか儚さのある透明感のある声。なんだか泣きたくなるような待望のフルアルバムでした。

 

ジャケットのヌード写真は映画監督のGaspar Noéが撮影。これもまたアーティストとしてのSkyのこだわりを感じます。

 

Skyは相変わらず時の人なのか、いろいろと目が離せません!いくつか気になったものをピックアップします。

 

ファッション関係では

Saint Laurent’s pre-fall 2013 lookbook

Maison Kitsune’s Spring 2014

 

他アーティスト作品に参加では

Black (feat. Sky Ferreira) - G-dragon

Sky Ferreira and Ariel Pink - My Molly

 

3. Candy Claws - Ceres & Calypso in the Deep Time

いつも音楽の情報を交換する友人が教えてくれました。My Bloody Valentineを明るくポップにしたような感じ?

 

マイブラも久しぶりのアルバムを出して話題になりましたね。私は本物のマイブラがマイブラみたいなバンドをやってるような感じがしてしまって、やはりLovelessというアルバムの印象が強すぎるのでしょうか…。

 

でも、ライブのチケットは争奪戦だったようですし、人気があるんだなぁと思いました。耳栓を配ったんですよね?このブログをご覧の方でも行かれた方いるかもしれませんね。

 

4. 泉まくら - マイルーム・マイステージ

ジャケットやPVを手がけている大島智子さん経由で知りました。

前作までは曲によって好き嫌いが分かれていたのですが、今作のアルバムは一枚通してすごくよかったです。

 

3曲目の“棄てるなどして”はボサノヴァの名曲Berimbauがサンプリングで使われて斬新でした。9曲目の“東京近郊路線図”はシティポップス?ジャンルを超越した、これはなんなんだろう?というような新しさを感じました。

 

 

12/31まで、ライブ音源のフリーダウンロードが実施されています。曲前の彼女の喋りも収録されていて、一緒に聞くとより魅力が伝わってきます。甘い声で声高に叫ばないラップ、ポジティブではないけど、それでいいんだ、そんな彼女に共感を覚えて、自分の居場所を見つけたり、勇気をもらったりできる女の子がたくさんいるんじゃないかな…?

 

ちなみに大島智子さんはTumblrで自分の投稿をリブログしていた人のページから

禁断の多数決のノスフェラトゥを見つけて、独特な世界観のとりこになってしまいました。

今年の渋谷パルコで開催されたシブカル祭にも参加されていました。

 

現在、大島さんはネット上で作品を公開することをやめてしまったのでさみしいです。

今後に作品を観たり、購入できたりする機会が増えたらいいなぁと思います。

本人のルックスがすごくキュートでドリーミーな音にうっとりします。

デンマーク出身でNYで活動をしているアーティスト。

 

以前にも、このブログで紹介したことがあります→こちら

今作もすごくよかったです。ジャケットの写真が人魚みたいで可愛い!

彼女らしさを感じつつも、より音の幅が広がったように感じます。


音楽はその曲を聴いていた時のことを一緒に記憶してくれる不思議な機械です。

その時の気分とか、街の風景とか、冷たい空気とか。

 

きっと今年聴いた曲を、また数年後に聴いてみると、

今年の記憶がよみがえってきたりするのだろうなと思います。


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