自分で作ってみよう! その2 - さようなら雄鶏社

Do it yourself ! part2 - Goodbye Ondorisha


4月3日のブログに続けて、

今回も真似をして、自分のアイデアを加えて作ってみたら

おもしろそうなものを集めてみました。

 

今回はニットについてがメインです。

春が来て、あたたかくなってきたので、

少しシーズン遅れな話題になってしまいますが、

まだまだ肌寒い日もあるし、夏糸で編んでも楽しめると思います!

 

そして、今回は初めて自分で編んだニットと

そのきっかけを与えてくれた、雄鶏社の本についてもご紹介します。


Scarveswraps.comより

 

マフラー本体を自分で編んでもいいし、

ちょっと飽きてしまったマフラーをリメイクしてもいいかな?

フードの形にしなくても、たぶん大丈夫…。

 

太目の糸を使って、ひもをくさり編みでつくって、両端にポンポンを付け、

マフラーの裏部分にひもを通せるようなものを縫い付ける。

(自分で編む場合は、前もって、ひもを通す部分を空けて編むとよいはず)

 

この写真のマフラーは柄がイマイチなので、パッとしないけど

形がとても可愛いので、余計に自分で作ってみたくなりました。

 

ちなみに、クローバーから出ているポンポンメーカーご存知でしょうか?

これがあると、かなり簡単に楽しくポンポンを作れるのでオススメです!


Emmadime : knittedより

 

大きい物や、防寒着をこれから編むのは

ちょっとシーズンはずれなので、こういう小物なら夏糸を使って

今から作っても十分楽しめるはず!

 

写真の物は棒針を使って、ガーター編みしてますが、

私は自分が棒針が苦手ということもあり、かぎ針を使って、

コマ編みで作る方が簡単だと思うので、オススメします。

 

リボンの形は長方形に編んで、真ん中に糸をグルグル巻いてギュッと絞るか、

真ん中部分も長方形に編んで、それで絞って裏で縫い合わせるなどすればできるので、

あとはそれを使って、写真のようにいろいろと作ってみるとよさそう。

 

リボンをたくさん作って、バッグを編んで縫い付けたりしたら、可愛いだろうなぁ~。

 

マフラーに関しては、リボン結びをして、ちょうど可愛い形になるように

糸の太さと編む幅を考えれば、あとはまっすぐ編むだけなので、

これも超簡単にできちゃうと思います!


そして、これは私が生まれて初めて、編み物をして作ったポンチョです!

数年前に、書店の手芸のコーナーに立ち寄って、

表紙が可愛かったので手にした本に掲載されていたもの。

 

このポンチョがどうしても欲しくなり、その本を即購入し、

本の通りに糸や針も買い揃えて、編みました。

 

いちおう小学校の時に手芸部だったので、

棒針編みで、ただまっすぐ編むということをしたことがあったけれど、

かぎ針編みは初めてだったし、編み図の見方なども全くわからない状態だったのに、

完成したところが見たいという熱意で1週間ほどで編み上げました!

 

すごい話だなぁと思いませんか?

でも、編み図の解読と編む時の力加減さえ身に着ければ、

かぎ針編みは結構かんたんにできちゃうものです。

 

大人になると、時を忘れるほどに没頭したり、

数学の公式を解くような感覚とか、なかなか味わえないと思うのですが、

編み物はそういう意味で、どこかいつもは使っていない脳の部分を

刺激してくれる感じがします。


そして、私にその編み物や物を作る楽しみを教えてくれたのが

雄鶏社の本です。

 

上のポンチョは一番下の左から2番目の「冬のおでかけニット」

という本に掲載されていました。

 

私のブログでは現在買えない物ばかり、紹介してしまうことになってしまいますが 、

雄鶏社は2009年に倒産してしまったのです…。

ものすごくショックで、欲しかった本をあわてて、書店に買いにまわりました。

雄鶏社という名前も、ロゴも可愛くて大好きだった。

 

他の手芸本を出している出版社の本と比べても、

群を抜いてページが見やすく、説明も親切丁寧で、編み図の省略もなく、

写真も可愛いくて、本としても持っていたくなるような魅力を感じる本が多かった。

 

私が全く知識が無いのに、編み物をしてみようと思えたのも、

雄鶏社の本がとても魅力的だったからだと思います。

 

倒産の一番の理由が、出版業務に直接関係のないことだったというので

(リーマンショックによる金融危機が原因だったらしい)

すごく残念です。

 

雄鶏社の本を別の会社から復刊していたり、

図書館でも借りれるし、バーゲン本のコーナーにも並んでいるようなので、

興味のある方は探してみてください!


“本”というのは、何かを始めるきっかけを与えてくれたり、

自分の世界を広げてくれたり、新しいことを発見させてくれることがあります。

 

そういう意味で、書籍に触れること読むことは、

人生を豊かにしてくれる大切な行為だと思います。

ご飯を食べたり、眠ったりするのと同じくらいに。

 

さようなら雄鶏社。

素敵なきっかけを与えてくれてありがとう!


☆Free Download

毛糸 ピエロの作品コレクションから、編み図を見ることができます!


コメント: 0 (ディスカッションは終了しました。)
    まだコメントはありません。