Who's That Girl ? - Sky Ferreira

Who's That Girl ? - Sky Ferreira


春になりましたね☆

みなさま、いかがお過ごしでしたか?

 

実は、このブログを始めて3年目になりました。

これからも、ひっそりとですが、続けて参りますので、どうぞよろしくお願いいたします!


最近、とても気になる女の子がいます。

Sky Ferreira - Everything is Embarrassing

 

このPVを何度も観ました。

キラリと光るスター性、カリスマ性と、ちょっといけない悪い子っぽいキャラ。

次のポップクィーンは彼女じゃない?と興奮しながら。

 

今までにデジタルEPを数枚リリース(日本では未発売)していて、

もうすぐアルバムをリリースするそうなので、日本でも大ヒットしそうな予感がします。

 

私はミュージシャンとしてより、モデルとして先に彼女のことを知りました。

Terry RichardsonのTumblrに度々登場していて、この子は誰だろうと気になりました。

via Terry Richardson's Diary

 

ちょっと不健康で痛々しく、この年代の少女の持つ独特な不安定さみたいなものなど、

Terry Richardsonが撮影すると、ますます生々しく伝わってくるのでドキドキします。


サウンドが初期のMadonnaっぽいなぁと思ったら、

Sky FerreiraがMadonnnaに扮している写真がありました。

SKY FERREIRA BY MARIO TESTINO FOR V MAGAZINE #75

via fashiongonerogue


80年代のMadonna本人の映像や画像も一緒に並べて比べてみると面白いです。

ちなみに自分で買って聴いた初めての洋楽CDはMadonnaで、

中学生の時に歌詞カードを見ながら何度も聴いていたのは懐かしい思い出です。

 

でも、Madonnaは新作をリリースする度に新鮮さも感じるので、懐かしさだけでなく、

常に時代をリードするエンターテイナーなところがすごいなぁと感心します。


モデルとしての露出では、以下のふたつのブランド。

SAINT LAURENT PRE-FALL 2013 COLLECTION BY HEDI SLIMANE 


FOREVER 21 FESTIVAL 2013 COLLECTION 

♪ Sky Ferreira -  Lost in My Bedroom

 

ビルごとキャンペーンの写真でラッピングされている写真も!

日本のお店でもやっているのか気になって原宿店に見に行きましたが、

店頭に小さな写真のボードが出ているだけでした。

SKY FERREIRA MODELS FOREVER 21′S FESTIVAL COLLECTION via fashiongonerogue forever21 SKY FERREIRA


Tavi GevinsonのオンラインマガジンRookieでインタビューをしていました。

その中の記事からいくつか抜粋、要約してみます。2012年2月の記事です。

(冒頭のTaviちゃんの文章より)

・Sky Ferreiraがポップスターとして仕事をしている写真や映像を観ると、奇妙な感じがして興味深い。なぜならば、彼女も私たちと同じようにポップカルチャーに取り付かれ魅了されていたひとりだったからだ。

 

SkyのTumblrをフォローして、彼女がとても素晴らしいパフォーマーであり、自分自身だけでなく、セレブリティとして公式で発表を行う裏側の面白さに驚嘆した。そして、彼女は不誠実でワイルドなポップミュージックの世界の罠を認識する時、どのようにしてこのゴージャースな“teendreamdancemusicmelodymaker”が自分に正直であり続けることができるのか不思議に思った。

 

Skyのインタビューより)

・私はKaty Perryのような存在ではないけど、Kim Gordonでもない。奇妙な位置にいる。それは自由を与えているようで、本当は自由ではない。

 

ポップミュージックをやれば、他に何もやることはできないとか、ダンス·ミュージックをやってからは、いつもダンス·ミュージックをやらなければならないというのではなく、Beckのように自分自身がやりたいことを何でもやることができる人もいる。ポップミュージックが好きだけど、今後もずっと続けようとは考えていない

 

・あなたが好きだと知ったら、みんなが驚きそうなアーティストは?という質問。

どんな種類のものも全部好き。Laurie Andersonが好きだけど、Britney Spearsも好きだし、Sonic Youthも好き。April Marchもthe Shangri-Lasも、全ての音楽が好き。

 

・SoundcloudにFiona Appleのプロデュースなどを手がけたことのあるJon Brionとの曲のデモをUPしたら、“彼女はJon Brionと一緒に仕事をするの?もし彼女がFiona Appleになりたいのならば、たぶんレイプされたのだろう”と誰かがコメントした。(Fiona Appleはレイプ被害者なので意地悪な冗談のつもりで?)

 

という話から、まさかの展開に話が進んで行きます。実はSkyは本当に性的虐待を受けたことがあるということを告白。Taviちゃんも冗談では済まなかった話に、驚いて謝罪しています。性犯罪の被害者に対する、警察の対応の仕方や法律に問題があることなどを細かく指摘。

 

自分が性的な虐待と受けたことを人々がどう捉えるか、レコードの制作をしながら一年考え続けていたこと。永遠の被害者として定義されてしまうのではないか。被害を受けたことは、もちろん誇りに思うことではないけど、隠くすことでもない。

 

自分が性的虐待の被害者であることを知らずにしたコメントだろうけど、もし被害に遭っていなかったとしても、そのコメントに怒りを感じただろう。Fiona Appleがレイプ被害者であることと、彼女が素晴らしい曲を作ったことは別の問題だ。

 

・ポップミュージックの多くが反復的で新しいものが必要だ。多くのものに触発されるけれども、ノスタルジーにはしたくないし、私は2012年に生きている。偽物の奇妙なノスタルジーをいつも見かける。

 

というSkyの話に、Taviちゃんはファッションでも、同じことが言えると返したことから、ファッションの話に流れて、好きなブランドとか、セレブリティとか、具体的な名前を上げながら楽しいガールズトークに流れていく…。

 

ディープな内容のインタビューだったので、びっくりしました。

こんな心の傷を抱えていたとはと、読んでいて胸が痛くなりました。

聞き手がTaviちゃんだったから、話せたこともあるんじゃないかなと思います。

via ROOKIE


という感じで、これから(すでに?)大注目な女の子Sky Ferreiraをご紹介しました。

インタビューや作品などから、すごく誠実で真っ直ぐで、とにかく型にはまるのが嫌いな人

なんだなぁと感じました。なんだか胸に突き刺さった理由がわかったような気がします。

Sky Ferreiraどう思われましたか?

 

久々の更新でしたが、空白を埋めるかのように、ボリューム満点だったと思いますので、

ぜひ参照元などもご覧になられたりして、いろいろと探ってみてくださいね。

 

ブログは書く時は孤独なんですけど、読んでいただいた時に広がるので楽しいです。

今回の記事も誰かにとって、広がる内容だったらいいなと思います。

水面下で準備している記事がいくつもありますので、また近いうちに…!

コメント: 0 (ディスカッションは終了しました。)
    まだコメントはありません。